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22/07/28

アマゾン、全国18カ所に拠点開設で配送体制を強化

 アマゾンジャパン(本社・東京、ジャスパー・チャン社長)は2022年中に、日本全国18カ所に配送拠点を新設する。5000人以上の雇用機会を創出し、日本各地へのより迅速な配送の実現を図る。
 配送拠点デリバリーステーション(DS)を新設するのは青森、岩手、秋田、埼玉、東京、神奈川、長野、愛知、香川、愛媛、高知、徳島、熊本、沖縄の1都14県で計18カ所=表。独自の配送網構築により700万点以上の商品の翌日配送が可能となる。


 また新たに、青森、岩手、秋田、長野、徳島、香川、愛媛、高知、熊本、沖縄の各県では「置き配指定サービス」が利用可能となる。顧客の利便性を高めるとともに、ドライバーの再配達を省くことで二酸化炭素(CO2)排出量の削減につなげる。
 DSは、注文のあった商品を全国の保管拠点であるフルフィルメントセンターなどから集約。周辺地域の顧客の玄関先まで届けるラストワンマイル配送の起点となる場所。今回の18拠点の新設で、全国で45拠点以上のDSを展開することになる。同社は今後も、より信頼性の高い、安全で迅速かつ効率的な配送を提供し顧客の要望に応える。

今回の拠点拡充で日本国内45拠点以上のデリバリーステーションを展開する