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22/07/26

CBクラウド、愛知で車両広告導入に向けた実証実験へ

運行車両に広告を貼り、走行距離に応じた副収入が得られる「Cheer drive」を導入した軽貨物配送車輌

 CBcloud(本社・東京、松本隆一CEO)とチアドライブ(同・同、保科昌孝社長)は8月1日、軽貨物車両に広告を貼り、走行距離に応じて副収入が得られるサービスの導入に向けた実証実験を愛知県で開始する。配送パートナーの支援や、配送価値向上を行う取り組みの一貫。
 新サービス「Cheer drive」の実証実験は愛知県で先着50台を対象に8月8日~9月8日まで実施。車両を見た人数ごとに配送パートナーに報酬が支払われる。収入は、走行時間や道路種別によって変動する。例えばリアガラスに広告を貼る「リアプラン」の場合、市街地を1キロメートル走ると6円~8円、郊外を1キロメートル走ると1円~2円ほどの報酬が獲得できる。上限報酬は7000円。報酬はCheer driveアプリから受け取れる。
 愛知県内を走行するピックゴーの配送パートナーであることなどが参加条件。参加費は無料。8月1日~8日の参加申込期間中にPickGoパートナーアプリから配送パートナーの登録手続きを済ませ、Cheer driveアプリから実証実験への参加申し込みが必要。
 ピックゴーには現在、全国で4万人以上の配送パートナーが登録、日中の市街地をメインに月3000~5000キロメートルを走行している。CBクラウドは実験結果を踏まえ、全国のピックゴーの配送パートナーにCheer driveによる広告案件を提供できるよう支援プログラムの開発に取り組んでいく。