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22/07/22

UD、大型トラック「クオン」の25年燃費基準達成モデルを発売

よりエコに、より安全になった新型クオン

 

 UDトラックス(本社・埼玉県上尾市、丸山浩二社長)は、大型トラック「クオン」の新モデルを発売した。「平成27年度重量車燃費基準」をプラス10%達成、2025年度を目標とする新しい燃費基準も満たしたモデルで、環境性能と運転性能を両立した。
 新型クオンは、11リットルエンジンと自動変速機(AMT)「ESCOT-Ⅳ」を搭載。新たに「ECO+」モードを搭載し、3段階のエコモードで必要なパワーに応じた走行を可能にした。また低粘度のエンジオイルを採用。耐酸化性を高めつつ、長寿命化も実現。タイヤも低転がり抵抗係数タイヤを採用した。
 オートクルーズの利便性向上のため車間距離制御装置「トラフィックアイクルーズ」の機能を向上。従来は時速15キロメートル未満の走行では自動で機能が解除されたが、新モデルでは完全に停車しても機能は継続する。
 UDトラックスは、運転性能、燃費・環境性能、安全性、生産性、稼働率の5点で技術開発を実施。ドライバーや経営者に優しいトラックの提供を目指すと共に、持続可能な物流ソリューションの提供を通じて、物流の課題解決に貢献する。