• 物流企業

22/07/22

リビングプロシード、「新成ビジョン2022」を作成

 セイノーホールディングスグループ傘下のリビングプロシード(本社・東京、河合秀治社長)はこのほど、「新成ビジョン2022」を作成した。セイノーグループとのシナジー(相乗)効果を追求し、「ヒト」の力を活用したロジスティクスビジネスの開発に注力する。
 企業のビジョンに「人と人とのつながりで 笑顔の暮らしを創造する」、ミッション(役割)に「モノ・コト・ココロを結ぶ」を設定。これまで培ったポスティングネットワークをさらに強化し、グループ内の事業に生かす方法を模索する。
 具体的にはモノやコトを「届ける(Carry)」、何かと何かを「つなげる(Connect)」、共に働き共に生み出す「協働する(Co-operate)」の頭文字を取り3Cを事業領域に設定。物件撮影代行や空き家調査など不動産事業者向けサービス、高齢者向け見守りサービスや買い物代行などの個人向けサービスに挑戦し、ヒトとデジタルの融合で新しいサービスの開発に取り組む。具体的な取り組みは2022年12月以降に、順次発表する。
 リビングプロシードは、1977年創業のフリーペーパポスティング会社。1万人以上の配布ネットワーク「リビングレディ」を持ち、業界の発展に寄与してきた。2020年8月にセイノーグループ入り。さらなるシナジーの創出に向けて検討を行っていた。