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22/07/21

三井倉庫HDとP・J・Dネットワーク、医療用薬品物流で協業

 三井倉庫ホールディングス(本社・東京、古賀博文社長)とP・J・Dネットワーク(同・東京都、赤沢善博社長)は7月20日、医療医薬品物流で戦略的パートナーシップを締結した。それぞれの持つ保管と輸送のノウハウを掛け合わせ、医薬品のGDP(適正流通基準)に準拠した高品質な医薬品サプライチェーン(供給網)を構築する。
 三井倉庫グループが持つ高度な保管や流通加工サービスと、PJDが持つ輸送時の温度管理や流通経路のトレーサビリティ(追跡性)を担保したGDPの基準を満たす共同輸配送ネットワークを掛け合わせる。また、サプライチェーン全体に対する効率的で、高品質な物流サービスの構築を目指す。
 今後、最適な医薬品物流の標準化やESG(環境・社会・ガバナンス)やDX(デジタルフォーメーション)分野でも積極的に協業を推進。取引先の事業拡大に貢献していく考えだ。