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22/07/19

NXHD、青島・大阪間で混載輸送サービスを開始

 NIPPON EXPRESSホールディングス(本社・東京、斎藤充社長)は6月11日、青島港・大阪港間で定期RORO船を利用した自社混載サービスを開始した。航空輸送よりも安価な輸送費用で、航空輸送並みのリードタイムを実現する。
 中国・東辰航運(DCL)が運航する週1便の定期RORO船を利用し、青島と大阪を3日間で結ぶスピードと定時性に優れたサービス。コンテナ貨物はもちろん、特殊サイズや長尺のバルク貨物の輸送にも対応可能。150キログラム以上の場合、航空輸送費用の約4分の1のコストパフォーマンスを実現した。
 1月に日中韓やASEAN諸国などが参加する地域的包括的経済連携協定(RCEP)が発行し、日中貿易が活発化。越境EC(電子商取引)関連商材、生鮮食品、その他の消費財に対する需要が急増している。
 NXHDは、リードタイムは維持しつつ多様な荷物に対応可能で安価な一貫輸送を提供し、顧客ニーズに応えた物流サービスを提供する。

混載輸送サービスでは、航空輸送並みのリードタイムで安価な輸送費用を実現した