- 物流企業
22/07/19
阪急阪神エクス、フィリピン・マニラ近郊に「ラグナ第二倉庫」を開設
阪急阪神エクスプレス(本社・大阪市、谷村和宏社長)は7月16日、フィリピンラグナ州の工業団地「ラグナテクノパーク」に「ラグナ第二倉庫」を開設した。既存倉庫との両輪で、倉庫需要に応えるとともに、ロジスティクス事業のさらなる事業拡大を図る。
新倉庫の延べ床面積は5760平方メートル。事務所が708平方メートル。隣接する既存倉庫と一体化した活用で、航空・海上輸出入貨物を取り扱う。また在庫管理や検品、流通加工、こん包、配送も行う。
ラグナテクノパークは税制面で優遇措置が受けられるフィリピンの経済特区。ニノイ・アキノ国際空港やマニラ中心部から1時間以内の距離で、多くの日系企業が進出している。
コロナ禍による国際物流の在庫の積み増しや、部品不足に伴う仕掛かり在庫の増加により、税制面で優遇措置を享受できる経済特区での倉庫需要は急激に高まっている。同社は、今後も倉庫機能とネットワークを拡充し、ニーズに対応していく考え。