- 物流企業
22/07/14
日本GLP、23年に小郡市で「GLP福岡小郡」をしゅん工
日本GLP(本社・東京、帖佐義之社長)は2023年11月、福岡県小郡市に「GLP福岡小郡」をしゅん工する。投資総額は約145億円。
所在地は福岡県小郡市小郡923ノ12。長崎自動車道鳥栖インタチェンジ(IC)から約2・7キロメートル。敷地面積は約4万3000平方メートル。地上4階建て、耐震鉄骨造で、延べ床面積は約9万1000平方メートル。
最大8テナントの入居が可能。3階に繋がるスロープで1、2階、3、4階の組合せの2層使いができる。各区画に荷物用エレベーターと垂直運搬機を設置し効率的なフロアオペレーションを実現。九州地方への広域配送拠点としても優れている。
敷地内には、ウッドデッキと一体の半屋外型スペース「リビングラボ」を完備。外から直接のアクセスが可能で、従業員や地元住民のコミュニケーションの場として提供する。災害時には避難場所としても開放される。
GLPの帖佐社長は、「地域との共生を目指し、環境に配慮した持続可能な施設づくりを行っていく」とする。着工した7月13日には小郡市と「立地協定」と「環境保全に関する協定」を締結。拠点の新設で地元産業の活用や雇用の創出と地域の経済発展に貢献する。