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22/07/08

上組、江東区に「上組東京多目的物流センター2号棟」をしゅん工

 上組(本社・神戸市、深井義博社長)は6月30日、都内に「上組東京多目的物流センター2号棟」をしゅん工した=写真。首都圏における輸入青果物や穀物、食品などの定温貨物の需要拡大に対応し、安定的なサービス提供の実現を目指す。

「上組東京多目的物流センター2号棟」(手前)は高まる定温保管ニーズに対応する

 所在地は東京都江東区海の森1丁目3ノ4。東京港中央防波堤内側埋立地に建設。敷地面積は6万9463平方メートル。鉄筋コンクリート造の5階建てで、延べ床面積は2万4828平方メートル。垂直搬送機6基、貨物用エレベーター1基を備える。 フラットスラブ工法を採用し定温空調設備を機能的に配備。庫内の冷気が安定的に循環し、定温貨物を最適な状態で保管する。環境負荷軽減のため、屋上に自家消費型太陽光パネルを設置し、倉庫で使用する電力の一部を賄う。
 隣接する既存の「上組東京多目的物流センター」との一体運営で、青果物を中心とした定温貨物の取扱いを強化し、高効率な作業体制の確立を図る。