- 物流企業
22/07/04
鴻池運輸、鳥取県で災害時の広域輸送を想定した 訓練を県と共同実施
鴻池運輸(本社・大阪市、鴻池忠彦社長)は6月28日、鳥取県と大規模災害時を想定した広域物資輸送訓練を実施した。鳥取県との災害時協定に基づくもので、関係機関と連携し広域物流体制の強化に貢献する。
鴻池運輸の岡山県真庭配送センターを、国からのプッシュ型支援物資を受け入れるゼロ次物資拠点として開設。鳥取県内の1次物資拠点となる日本通運の倉庫まで、ダンボール24箱を2パレットにまとめて鴻池運輸が輸送した。1次物資拠点から県に物資支援を要請した三朝町への輸送は、鳥取県トラック協会が行った。
この訓練は県内3カ所を震源として想定。県内の物流施設が被災したため、岡山県に広域物資拠点を設け、県内へ支援物資を輸送する体制を整えることを目的に実施された。
鴻池運輸は今後も、地域社会からの安全確保要請や地域社会の災害対策・緊急支援対応に積極的に貢献していく考え。