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22/07/01

センコーGHD、23年6月に北陸地区最大拠点を白山市で開設

北陸地区で最大級の延床面積となる「センコー金沢第2PDセンター」のイメージ図

 

 センコーグループホールディングス(本社・東京、福田泰久社長)は2023年6月、石川県白山市に「センコー金沢第2PDセンター」をしゅん工する=イメージ図。運営は、センコー(本社・大阪市、杉本健司社長)が手掛ける。北陸地区最大級の拠点開設で、事業のさらなる拡大を目指す。
 所在地は石川県白山市村井2640。北陸自動車道美川インターチェンジ(IC)、白山ICより約6キロメートル、敷地面積は約1万8032平方メートル。鉄骨造4階建てで、延べ床面積は3万4654平方メートル。
 設備は、貨物用エレベーター、ケースソーター、垂直搬送機、クライミングレベラー、移動ラックなど。また、乗用車用のEV(電気自動車)充電設備を備える。屋上の太陽光パネルで電力を賄い、余剰電力を外部に供給するなど、環境に配慮した設備も積極的に導入する。
 白山市は北陸3県(福井、富山、石川)のほぼ中央に立地。金沢市内まで30分の高アクセスで、北陸エリア全域への商品供給拠点としても高い利便性が期待できる。
 センコーは、北陸地区でも量販小売店向けの需要が増加していることから、小規模倉庫では対応できない規模の需要に対応し、事業拡大を図る。