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22/06/23

佐川グローバルロジ、勤怠・工数管理のDX化を実現

 佐川グローバルロジスティクス(本社・東京、山本将典社長)と、パーソルプロセス&テクノロジー(同・同、横道浩一社長)は6月、クラウド型勤怠管理システム「MITERAS 勤怠」の作業工数管理機能を追加した。従来紙で行っていた工程をタブレット端末で行うことで、作業の簡略化やデータベースの構築などを可能にし、生産性向上につなげる。
 物流現場でパソコンが使えない環境でも対応できるタブレット機器を導入。人事システムと紐付けた上で、作業員がQRコード(二次元バーコード)の読み取りや、スマートフォンを使って工程を入力。時間や処理数などのデータを簡単に管理できるようになった。ほかにも工程別経費や取り扱い商材ごとの一覧表示などさまざまなデータ活用も可能になる。
 従来紙ベースで行っていた工程表の記入や、OCR(光学文字認識)処理の業務を大幅に簡略化。正確な情報のデータベース化が可能となった。
 リアルタイムでの作業状況の把握から最適な人員配置まで、現場スタッフの習熟度に頼らず可能になった。年間で約11万時間の工数削減による生産性の向上を図る。

勤怠・工数管理の業務フロー図