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22/06/20

JR貨物・通運連盟ら、鉄道輸送普及に向けキャンペーンを開催

 JR貨物(本社・東京、真貝康一社長)と全国通運連盟(渡辺健二会長)は6月~2023年3月末まで「鉄道コンテナ利用キャンペーン」を実施する。ドライバー不足対策や環境負荷低減につながる鉄道輸送の認知度を高め、利用促進につなげる。
 知名度向上のため、全国各地の展示会に出展する。大型出展では、9月に東京で実施される「国際物流総合展」と11月に名古屋で行われる「メッセナゴヤ」に出展。落語家の林家たい平師匠をナビゲーターにした鉄道輸送の紹介動画を放送。鉄道コンテナの実物展示や、相談員が各種質問に回答するコーナーなどを設ける。また各地の展示会に小規模の出展も実施する。
 利用者の獲得・拡大に向けては23年2月28日を期限に、「お試しキャンペーン」を実施。コンテナを初めて利用する企業や、荷役をパレット化する企業、ラウンドユース推進に向けた取り組みなどに対し、費用の8割を補助する。鉄道輸送の使い勝手を実感してもらい、普及につなげたい考えだ。