• 行政・業界団体

22/06/15

全ト協、デジタル採用支援でリクルートと協業

 全日本トラック協会(坂本克己会長)は6月15日、会員企業の採用支援に向けリクルートと協業する。全国の求人情報を検索できる状態を構築し、物流業界の採用を支援する。
 リクルートが提供する手軽に採用ページが作成できる「Airワーク採用管理」を活用。リクルートがプラットフォーム(基盤)の提供や全体計画、各種支援を行い、全国の求人情報を一気に検索できる仕組みを構築する。全ト協は、求人を求める閲覧者を情報に結びつけるページを作成。国土交通省のトラガールサイトや都道府県トラック協会が作成するページと結び付ける。
 会員企業は、Airワークを使い無料のホームページを作成。情報は、地方ト協・全ト協のページで一括検索可能になると同時に、リクルートの提供する求人検索エンジンIndeedにも自動で掲載される。
 スマートフォンなどの普及で、求人のデジタル化が進むんでいる。一方で小規模企業が多く、デジタルでの採用手段を持たない物流企業も多い。無料で利用できるシステムを構築すると同時に、一括検索も可能にし、採用しやすい環境を整備。物流企業の求人を、協力に支援していく。