• 物流機器メーカー

22/06/09

UPR、TOTOとパレット枚数カウントシステムの実証実験を開始

 ユーピーアール(本社・東京、酒田義矢社長)は7月、パレット枚数をスマートフォンで瞬時に識別・カウントするアプリ「パレットファインダー」の実証実験を開始する。住宅設備機器メーカーのTOTOの複数拠点で開始し、今秋頃の本格導入を目指す。
 パレットファインダーは、AI(人工知能)画像処理技術を活用。スマホのカメラでパレットを撮影するだけで、瞬時にどの種類のパレットが何枚あるかをカウントできる。読み取ったデータは、外部のクラウドサーバなどへデータ伝送される。
 同システムの利用で、従来目視・手作業だったパレット枚数カウントの工数削減やデータ管理の簡略化ができる。また、物流のDX(デジタルトランスフォーメーション)化による業務効率化、負担軽減に貢献する。
 同社は今後も、ホワイト物流の推進や物流の2024年問題をはじめとする、社会課題解決に貢献する新たなソリューションを提供していく。

「パレットファインダー」の利用イメージ