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22/06/08

アスクルロジ、オートロックでも「LOHACO」の置き配サービス

 アスクルロジスト(本社・東京、天沼英雄社長)は6月6日、アスクルのインターネット通販「LOHACO」の荷物をオートロックでも置き配する新サービスを開始した。スマートロック導入済みの集合住宅が対象。顧客の利便性を高め、安心・安全な配送ニーズに応える。
 サービス対象はロハコの本店とPayPayモール店の各サイト。顧客が「置き配・玄関横」を選択すると、配達時にアスクルロジのドライバーが専用端末アプリと荷物を連携。エントランスのロックを解除し、顧客の玄関先まで荷物を届ける。

 ロハコの置き配サービスは2020年から開始。だがオートロック式集合住宅は対象外で、顧客は宅配ボックスから自宅まで、日用品などの重い荷物を自分で運ぶ必要があった。
 新サービスはオートロック対応の置き配サービスを開発するライナフ(本社・東京、滝沢潔社長)のスマートロックを活用する。オートロックエントランスの鍵をデジタル化し、配達ドライバーが一時的に解錠して入館する仕組み。東京都世田谷区から開始し、対象エリアを順次拡大する。