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22/06/07

鈴与、地域活性に貢献で「一社一村しずおか運動」に認定

右から、せんがまち棚田倶楽部山本理事長、菊川市長、グローカルデザインスクール大竹代表取締役社長、鈴与経営企画室岡嶋室長、静岡県経済産業部好田課長

 鈴与(本社・静岡市、鈴木健一郎社長)はこのほど、静岡県が推進する「一社一村しずおか運動」の貢献企業として認定を受けた。協働のせんがまち棚田倶楽部とグローカルデザインスクールも同時に認定を受けた。
 鈴与は、19年から静岡県菊川市せんがまち棚田で棚田復元・地域活性活動を開始。グローカルデザイン運営のコミュニティスクール「ジュニアビレッジ」の小中学生や地元住民、鈴与の社員とその家族が田植えや稲刈りに参加し、交流を深めながら農業体験を行っている。
 18年には茨城県牛久市で耕作放棄地を活用した酒米栽培と日本酒の醸造を行う「SUZUYOいいね!プロジェクト」を開始。経営のよりどころとする「共生(ともいき)」の考えに基づき、地域社会への貢献と地方創生をテーマに活動している。
 5月28日に行われた認定式はせんがまち棚田で開催され、静岡県経済産業部農地保全課長から3者に認定証が授与された。この運動は、企業と地元が協力して農山村を活性化させる取り組みで2006年からスタートしている。