デンソーソリューションら、各種台帳などのクラウド化でＤＸ支援

　デンソーソリューション（本社・愛知県刈谷市、新竹敦会長兼ＣＥＯ）とアネストシステム（同・熊本市、織田真代表取締役）は６月１日、クラウド型の運送企業向け共有管理システムを発売する。運転者や車両、点呼記録などの各種帳簿をクラウド管理し、物流企業のＤＸ（デジタルトランスフォーメーション）を支援する。
　物流企業が持っているデジタルタコグラフやアルコール検知器などと連携。車両管理や運転者台帳、点呼記録簿など、クラウド上で各種帳簿を管理できる。また出退勤など業務日報をアプリを通じて入力することも可能。
　ドライバーは、迅速な入力で省力化に。管理者は、どこからでも即時情報を管理することが可能になり、業務効率化につながる。
　2022年度中に導入すれば１ライセンス無料。１ライセンス追加するごとに月額2420円（税込み）。初回の台帳入力は無償で行う。25年度までに全国で１万社のユーザー獲得を目指す。