• 物流企業

22/06/02

近鉄エクス、米ソルトレイクに営業所を開設

 近鉄エクスプレス(本社・東京、鳥居伸年社長)は4月1日、米国ユタ州ソルトレイクのサウス・ジョーダンに営業所を開設した。産業が急成長する同地の需要を取り込み、取り扱いの拡大を目指す。
 ユタ州は、米国中でも産業が急成長している。特に州都のソルトレイク市では、流通やヘルスケア、航空関連産業が伸長。またコンピュータ関連や電子システム関連部品などの製造業も盛ん。シリコン・バレーのハイテク企業が移転してくる企業もあり、産業全体が活性化している。
 従来は、ロサンゼルス支店がソルトレイクや周辺地域の顧客へ物流サービスを提供してきた。21年2月には、ソルトレイクシャトルサービスを導入するなど、過去5年で取扱量を飛躍的に拡大。新営業所開設を通じて、さらなるニーズの取り込みを図る。

発展するユタ州で顧客に寄り添ったサービスを提供する