• 物流機器メーカー

22/05/31

オートマギ、荷物情報収集アプリに非定型計測の新機能

 AI(人工知能)ソリューション開発のオートマギ(本社・東京、野呂堅太郎社長)は荷物情報収集アプリケーション「Logi measure(ロジメジャー)」に、非定形計測の新機能を追加した。スマートフォン撮影で、定型荷物に加えてさまざまな形や大きさの非定型荷物も自動計測。荷主企業らの業務効率化を後押しする。
 ロジメジャーは2021年10月から、段ボールなどの直方体の自動計測でサービスを提供してきた。今回の新機能追加で、緩衝材で包装された非定型荷物をはじめ、紙袋・かばん・キャリーケースなどの縦・横・高さの3辺計測も可能となった。
 手作業で行われてきた商品こん包時の箱の選定、引っ越し料金の算出、飛行機の機内持ち込みなどの計測自動化に貢献する。「計測時間を約20秒から約1秒へと大幅に削減」(同社)。ロジメジャーの導入で、出荷キャパシティの増大、集荷時間厳守、コスト削減、従業員の負担軽減などの効果を見込む。
 推奨環境下では、3辺合計の計測精度は90%以上。同社は今後、撮影対象物の種類・サイズ拡張に向けて計測の精度向上を進める。

定型以外の品物も自動で計測できるように