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22/05/18

SGリアルティ、川崎市に新施設をしゅん工

 

「MCUD・SGリアルティ川崎」の外観

 

 SGリアルティ(本社・京都市、吉田貴行社長)は4月28日、川崎市に「MCUD・SGリアルティ川崎」をしゅん工した。三菱商事都市開発との共同事業。都内や川崎・横浜方面への配送拠点としての利用を見込む。
 

壁一面に配置した天然木のキューブが柔らかな照明で浮かび上がるエントランス空間

 所在地は、川崎市高津区下野毛1ノ1。敷地面積は約1万6441平方メートル。鉄骨造3階建てで、延べ床面積は約2万9779平方メートル。第三京浜道路の京浜川崎IC(インターチェンジ)から約1・2キロメートル、東名高速道路の東京ICから約6キロメートル。
 テナント区画は最大2分割できる。2階にはスロープで直接出入りが可能で、高床の大型車接車バースを設置。さらに荷物用エレベーター2基、垂直搬送機4基を備える。
 通勤利便性にも優れ、雇用確保にも有利な立地。施設デザインは脱炭素社会の実現に向けて取り組む企業の思いを表現した。植栽や外構照明の工夫で、周辺環境との調和を図った。