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22/05/17

福岡運輸HD、長崎県諫早市に長崎物流センターをしゅん工

諫早市にしゅん工した「ナガサキロジスティクス長崎物流センター」

 福岡運輸ホールディングス(本社・福岡市、富永泰輔社長)は5月14日、長崎県諫早市に長崎物流センターをしゅん工した。グループ会社ナガサキロジスティクス(同・長崎県諫早市、阿部浩明社長)が運営する5番目の冷蔵庫。
 所在地は長崎県諫早市飯盛町平古場菖蒲田35ノ1。敷地面積は1万5650平方メートル。鉄骨造平屋一部2階建で、延べ床面積は4720平方メートル。フローズンチルド庫が7600トン、チルド庫が1290トン。トラックバースは11バースで、保管対応パレット数は4200。
 二酸化炭素(CO2)の自然冷媒の冷凍機を導入。屋根には自家消費型の太陽光パネルを設置。環境に配慮した冷蔵庫となっている。また、BCP(事業継続計画)対策として非常用発電機も設置した。
 長崎ロジが運営するセンターとしては、本社工場、大村工場、飯盛工場、諫早物流センターに続いて5カ所目の冷蔵庫となる。
 同グループは4月、諫早市と「災害時における物資の保管及び輸送に関する協定」を締結している。新センターを通じ防災対策や地域貢献を図る。