- 物流企業
22/05/13
ヤマトHD、自動運転車などで使われるSLAM技術を持つ英企業に出資
ヤマトホールディングス(本社・東京、長尾裕社長)はこのほど、英企業SLAMcoreに出資した。位置測定や物体認識、マッピングなどを行うSLAM技術を自律ロボット向けに提供する企業。今後多様な自律ロボットへの応用など、新たな価値提供につなげる。
クロネコイノベーションファンドを通じて出資した。スラム社は、ディープラーニング(深層学習)を活用したSLAM技術を提供するイギリスのスタートアップ企業。2016年の創業。
同社の技術は、堅牢性が高くマッピング制度や、自己位置の測定精度が高く、ロボットの正確かつ効率的な移動を可能にする。また、多様な機器への汎用性が高く家電用ロボットや産業ロボットへ、幅広い応用が可能。
ヤマトHDは、ファンドのポートフォリオにスラム社を組み入れることで、最先端のSLAM技術の知見を獲得。新たな価値提供につなげたい考えだ。