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22/05/11

日野自、姫路と筑豊の支店を移転

 日野自動車(本社・東京都日野市、小木曽聡社長)は5月9日、販売会社の2支店を移転し、営業を開始した。設備を一新し、顧客の利便性向上につなげると共に、従業員の安全面も強化した。
 神戸日野自動車姫路支店の新住所は、兵庫県姫路市飾磨区細江東宮前950ノ1。施設を新築し、車検や塗装、完成検査などが行える23カ所のレーンを設けた。
 工場内には、2柱リフトやフロアリフトを設置。連節バスや連結大型トレーラーのリフトアップに加え、小型トラック2台を同時に整備可能なタンデムレーンとしても使用できる4柱リフトも導入した。また、全閉シャッター式転落防止システム、整備状況が確認できるレーンカメラを設置し安全面の改善も図った。

4柱リフトの導入でW連結トラックにも対応可能な姫路支店

 九州日野自動車筑豊支店の新住所は、福岡県飯塚市有安479ノ1。車検や屋外洗車場を備えた11カ所のレーンを設置。工場内の全レーンへリフトを導入した。
 完成検査レーンには複数の大型モニターや車両の高さを測定するカメラ測定器を設置。ダンプトレーラーにも対応した自重計など最新設備を導入した。安全対策としては、全閉シャッター式転落防止システムや整備状況が確認できるレーンカメラを設置。暑熱対策としてレーンごとの送風ファンや部品庫内への冷房も設置した。

複数の大型モニターやダンプに対応した自重計など最新鋭の設備を導入した筑豊支店