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22/05/11

福岡運輸HD、関西初の内陸型拠点「大阪茨木配送センター」開設

 福岡運輸ホールディングス(本社・福岡市、富永泰輔社長)は4月30日、「大阪茨木配送センター」を大阪府茨木市に開設した。関西圏初の内陸型倉庫で、TC・DC機能を併せ持つ。最新の設備で、環境に配慮しながら、質の高い物流サービスの提供を目指す。
 所在地は茨木市彩都はなだ2ノ1ノ3。敷地面積は2万4340平方メートル。鉄骨造3階建てで、延べ床面積は1万4280平方メートル。グループ最大規模の冷凍冷蔵倉庫で、対応温度帯はマイナス25度~5度。
 自然冷媒の二酸化酸素(CO2)冷凍機を初採用。屋上には太陽光パネルも設置した。また、自社開発の接車バースで外気流入を防ぎ、温度管理を徹底する。
 関西では兵庫県鳴尾浜、尼崎、西宮に次いで4カ所目の冷蔵庫。同社はこれまで、湾岸エリアを中心に拠点を整備してきた。新センターは、初の内陸型でTC・DC機能を併せ持つ。

 新名神高速道路の茨木手堤寺インターから約2キロの立地。なお、同センター開設に伴って南港物流センターは閉鎖する。

福岡運輸グループ最大規模の冷凍冷蔵倉庫「大阪茨木配送センター」