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22/05/09

SBSHD、日本物流未来投資事業がEMCの発行済み全株式を譲り受け

 SBSHDメンバーと、中央右がEMC佐々木社長、中央左が清沢取締役

 SBSホールディングス(本社・東京、鎌田正彦社長)と日本政策投資銀行が共同運営する日本物流未来投資事業は4月28日、保守用部品に関する庫内作業などに強みを持つ物流企業EMC(同・同、佐々木啓社長)の全株式を譲り受けた。EMCが実施するさまざまな施策を支援し、さらなる事業拡大と競争力の強化を積極的にサポートする。 
 EMCは、SPL(Service Parts Logistics)と呼ばれる保守用部品に関する倉庫内作業などを請け負う物流企業で、緊急配送に関わるノウハウと高度な物流ネットワークに強みを持つ。出資を通じて、営業拡大や競争力強化につなげる。
 日本物流未来投資は、主に中堅・中小物流企業が直面している事業継承や人手不足などの問題の解決を目的に設立。投資を通じて、地域物流配送網の維持と持続可能性向上を目指すとともに、営業網の拡充、収支・財務の改善、コンプライアンスの体制整備などを実施して出資先物流事業者の競争力強化を図っている。