• 物流機器メーカー

22/05/09

UD、業務プロセスのデジタル化を加速

 UDトラックス(本社・埼玉県上尾市、酒巻孝光社長)は、Microsoft Dynamics 365を全国のカスタマーセンターに順次導入する。業務プロセスのDX(デジタルトランスフォーメーション)を加速し、顧客の生産性と稼働を促進させ、「より良い物流」の実現を目指す。
 業務プロセスの変革を通じ、ユーザーが使いやすいワンストップショップサービスの実現を図る。待機時間や庶務作業の低減、生産性の向上、整備キャパシティーの改善、リアルタイム情報の把握、路上故障に関わるモビリティの効率化などに取り組む。
 同社はこれまで、アフターマーケット業務プロセスの効率化を進め、効率性や生産性の改善に障害となっていたマニュアル業務などを整理してデジタル化。今回の業務のDX化には、CRМ(顧客関係管理)・EPR(統合基幹業務システム)を統合したDynamics 365が提供するモジュールを組み合わせ、自社で課題解決に最適化して展開予定。
 今後は、カスタマーセンター業務の効率化をベースとし、将来的にはアフターマーケットビジネス全体をカバーできるような総合プラットフォーム(基盤)の確立を目指す。

DXを通じて顧客サポートの向上を図る