• 物流企業

22/05/05

杉村倉庫・新中計、売上高目標は21年度比9・0%増の111億1300万円

 杉村倉庫(本社・大阪市、福西康人社長)は2026年までの5カ年の中期経営計画で、売上高目標を2021年度比9・0%増の111億1300万円、営業利益目標を同11・9%増の13億1500万円に設定した。貨物取扱数の拡大や、生産性向上を図り、企業成長を目指す。
 グループの連携強化で、新規貨物・顧客獲得への営業推進を実施。M&A(企業の合併・買収)も視野に、取り扱い貨物の拡大を図る。営業拠点の拡大では、大阪港営業所の福崎倉庫で、増床のための工事を実施。また顧客ニーズにあった拠点拡大も行う。
 生産性向上では、現場の体制をチェックして業務改善を実施。DX(デジタルトランスフォーメーション)プロジェクトと連携した事務や荷さばき手順などの業務プロセスの見直しを実施する。
 持続可能な社会への貢献も進める。環境・社会・ガバナンス(企業統制)のそれぞれに取り組み、社会への貢献を目指す。