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22/04/28

両備HD、運搬作業を省力化する電動乗用台車を発売

 両備ホールディングス(本社・岡山市、松田敏之社長)はこのほど、電動乗用台車「Smarry RIDE(スマリーライド)」を発売した。重い台車を人の力で押して歩く必要がなく、ステップに上がったまま荷物と一緒に移動できる。女性や高齢者にも扱いやすく、長時間・長距離の運搬作業の負担軽減に貢献する。

 

 

 社内カンパニーの両備テクノモビリティーが開発した。最大積載量は150キログラムで、ステップと荷台部を合わせた総荷重量は200キログラム。オプションで積み荷転落防止用の柵を取り付けることもできる。
 上部のグリップで前後左右への動きを調整でき、小回りがきくことが特徴。自由自在に方向転換できる。また、ワンタッチで交換できるリチウム電池パックを採用。約120分間で満充電でき、連続2時間の運転が可能。
 同社によると、導入費用はAGV(無人搬送車)より低コスト。「経費削減。運搬作業が素早く手軽に」とコメントしている。