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22/04/28

日新、米国ヒューストン向け在来船をチャーター

 日新(本社・横浜市、筒井雅洋社長)は6月初旬、米国ヒューストン向けへ在来船のチャーターサービスを行う。コンテナ船のスペース不足と、今後見込まれる北米西岸の混乱を回避したサービスを提供し、顧客のニーズに応える。
 6月初旬に横浜港を出港。航海日数は50~60日程度。積載条件として、ケースこん包が必要だ。また、海上輸送のほか、横浜梱包工場を活用したこん包作業と、米国でのフォワーディング業務も行う。
 昨年から北米向けコンテナ船スペースは不足している。度重なる本船の欠航や、今年は北米西岸の労使交渉もあり、北米西岸のコンテナターミナルは混乱が続く見込み。北米西岸に寄港しない在来船のスペースを提供し、顧客の需要に応える。
 同社は4月上旬にも、2000トンの貨物を積載した海上チャーター輸送を実施。今回が2回目。