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22/04/22

モノタロウ、兵庫県で猪名川DCが本格稼働

AGVを導入し省人化をはかる

 MonotaRO(本社・兵庫県尼崎市、鈴木雅哉社長)は4月20日、兵庫県猪名川町で、「猪名川ディストリビューションセンター」を本格稼働した。増加する荷量に対応するため、保管能力や出荷能力を強化。物流を効率化し利用者の利便性向上に貢献する。
 新センターの所在地は、兵庫県猪名川町。新名神高速道路川西インターチェンジから約2キロメートル。使用延べ床面積は、約18万9000平方メートル。在庫保有能力は計60万点。一日当たりの出荷能力は、ピッキングリストで9万行分。23年にはさらに同9万行分を増強し、合計18万行の出荷能力に達する。

プロジェクションマッピングを活用し、ピッキングの精度を向上

 自動化設備では、小型無人搬送ロボット(AGV)を導入。自動荷そろえ装置や配送区分選定の自動化なども行い省力化を推進する。
 23年以降モノタロウの出荷能力は、従来比1・6倍の1日当たり同37万行に増強する。同社は、生産性向上と、省力化を進め、顧客により利便性の高いサービスを提供したい考えだ。