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22/04/22

丸和運輸機関、10月1日に持ち株会社制に移行

 丸和運輸機関(本社・埼玉県吉川市、和佐見勝社長)は10月1日、持ち株会社制に移行する。中長期的な経営戦略を立案・実行する持ち株会社と事業の遂行に専念する事業会社に機能分化し、刻々と変化する社会情勢に対応可能な体制を構築する。

 新たに子会社を設立し、丸和の物流事業を譲渡。10月1日以降は、現・丸和運輸機関がAZ-COM丸和ホールディングス、承継子会社を丸和運輸機関へと社名変更する。

 丸和は、3PLを中核事業に、物流プラットフォーム(基盤)の構築や、BCP(事業継続計画)を強化した物流の事業化などにも取り組んでいる。今後M&A(企業の合併・買収)や、業務提携など業界を取り巻く環境変化にも迅速に対応するため、中長期的な視点を持ち、迅速な意思決定を行える持ち株会社制への体制変更を行う。

 今後株主総会での決議や、官公庁の許認可を経て、事業承継を実施。10月1日に新体制へと移行する。