- 物流企業
22/04/22
セイノーHD、出前館と置き配の取組みを開始
セイノーホールディングス(本社・岐阜県大垣市、田口義隆社長)のグループ会社LOCCOはこのほど、出前館(同・東京、藤井英雄社長)に兵庫県の一部で置き配の委託を開始した。ラストワンマイル分野で協業し、配達員不足の課題解決と安定的な物流サービスの提供を目指す。
出前館の配達員がデリバリーのスキマ時間に日時指定のない置き配サービスの配達を受け持つ。食品配達特有の時間帯による繁閑差が平準化されるため、配達員は一日を通して稼働できる。まずは、出前館のアルバイトを対象に、兵庫県の一部エリアでテスト運用を開始。今後、業務委託配達員の稼働やエリア拡大も進める。
昨年12月に締結したセイノーHDと出前館の業務提携の第一弾。両社は、今後もネットワークを相互活用し、さまざまな社会課題の解決につなげていく方針。