• 物流企業

22/04/18

伊藤忠ロジ、つくば市に医薬品物流の専用拠点を開設

GDPにも準拠した医薬品専用施設の開設でさらなる品質向上につなげる

 

 伊藤忠ロジスティクス(本社・東京、岡広史社長)は5月、茨城県つくば市に「つくば医薬品物流センター/つくばメディカルロジスティクスセンター」を本格稼働する。立地を生かして航空輸送との一貫サービスを提供し、医薬品物流サービスのさらなる拡充を図る。
 新センターの所在地は、茨城県つくば市高野台2ノ1。常磐自動車道谷田部インターチェンジから約5キロメートルの立地。敷地面積は3万6014平方メートル。鉄骨造平屋建てで倉庫面積は6450平方メートル。
 常温・定温・保冷・冷凍の4温度帯対応で医薬品のGDP(適正流通基準)にも準拠した施設。入出荷バースはドックシェルターを完備。非常時には、A重油を燃料に、72時間稼働可能な大型非常用発電機も備えた。
 成田空港や首都圏の各拠点とのアクセスも良好。国内だけでなく、航空輸送との一貫サービスの提供し、医薬品輸送のさらなる拡充につなげる。
 施設の開発は、地元企業の沼尻産業と共同で行った。