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22/04/11
日野自、物流を日野グローバルロジへ集約
日野自動車(本社・東京都日野市、小木曽聡社長)は4月1日、グループの物流を集約し事業化した。これまで日野とグループ会社で分散して行ってきた調達から完成車物流までを一元管理し、物流効率化するとともに事業基盤を強化する。
グループ会社の日野ロジスパックを「日野グローバルロジスティクス」に社名変更した。これまで別々に行ってきた、物流業務を段階的に集約する。部品の発注など調達分野から、完成車輸送まで一元管理。同時に、蓄積したデータを活用し、ASEANを中心とした物流基盤の構築などの事業基盤の強化を進める。
また、グループの物流を一元管理することで、意思決定の迅速化も進める。現場の困りごとを現地で把握し、スピード感を持って課題解決に取り組む。
これまでは、物流業務の企画・管理、運用、自作業などを日野とHLPがそれぞれの役割に応じて行ってきた。業務内容の一部重複もあり、全体の最適化が課題だった。