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22/04/05
サッポロビール、長距離輸送緩和に向け伊勢崎市に新センターを開設
サッポロビール(本社・東京、野瀬裕之社長)は4月4日、群馬県伊勢崎市に「サッポロビール群馬物流センター」を開設した。出荷中継拠点を新たに設置し、トラック長距離輸送の緩和を実現する。
所在地は群馬県伊勢崎市三和町2732ノ2日本通運伊勢崎ロジスティクスセンター内。倉庫床面積は、製品倉庫と荷さばきエリアとして約3300平方メートル。
これまで北関東信越エリアへの出荷はサッポロビール千葉工場、仙台工場、静岡工場から行っていた。出荷中継拠点を新たに設置することで、一回の配送における輸送距離を平均で約5割短縮し、トラック長距離輸送の緩和を実現できる。
また、群馬県南部にはサッポロビール群馬工場やグループ会社の工場などの生産拠点が立地しており、さまざまなグループ内製品の輸配送を組み合わせることで、積載率向上などより効率的なトラック輸送も期待できる。
同社は今後も、持続可能な社会の実現に向けて「ホワイト物流」を推進し、物流課題の解決に取り組んでいく。