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22/03/25

JR貨物、利用運送向けBTを関東ー関西間で運行開始

 JR貨物(本社・東京、真貝康一社長)は3月14日、鉄道利用運送企業(通運)向けの貸し切り列車「フォワーダーズブロックトレイン」の運行を開始した。
 26両中12両を日本通運、10両を全国通運が往復で貸し切る。関東―関西間で翌日到着の速達性と鉄道ならではの安定性を生かし、モーダルシフトの推進に貢献する。
 運行ダイヤは越谷発が越谷貨物ターミナル駅(タ)を午後8時16分に出発。百済タに翌午前5時12分、吹田タに同7時4分、神戸タに同9時58分に到着。終点の姫路貨物駅には午後0時40分に着く。姫路発は、姫路貨物駅を午後3時21分に出発。神戸タを同5時2分、百済タを同8時26分に出て、終点の越谷に翌午前6時6分に到着する。吹田タからの発送は当分行わない。
 JR貨物は、貨物鉄道の大量輸送と定時性を生かし安定輸送を実現する。同時に、社会的な課題である環境負荷低減にも貢献したい考えだ。