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22/03/22

センコーGHD、フィットネス事業などを営む大阪ガス子会社を傘下に

 センコーグループホールディングス(本社・東京、福田泰久社長)は7月1日、大阪ガスの子会社でフィットネス事業などを手掛けるオージースポーツの全株式を取得し子会社化する。人々の生活を支援するライフサポート事業を手掛けるグループ各社とのシナジー(相乗効果)を発揮し、同事業の拡充を図る。
 OGスポーツは1981年に設立。現在、関西圏を中心に「コ・ス・パ」「FITBASE24」「30PEAK」といったブランド名で直営フィットネスやスイミングスクール、テニスクラブなどを62カ所で運営している。資本金は1億円で、2020年度の売上高は104億4000万円。
 センコーGHDは、物流事業に加えて「健康」「生活」「食」をテーマとしたライフサポート事業を拡大している。介護や老人ホーム、保育、家事代行、外食など生活関連施設サービスを提供している。また、山梨や東京でもフィットネス事業を展開しており、現在20施設を運営中。
 センコーは、OGスポーツのグループ化で、ライフサポート事業の拡大につなげる。関西圏のフィットネス事業エリア拡大や、介護事業と連携した新サービスの開発などを進めたい考えだ。