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22/03/16

ティーライフ、5月に新倉庫「名古屋センター」を開設

 

「ティーライフ名古屋センター」が入居する「GLP名古屋守山」

 

 ティーライフ(本社・静岡県島田市、西上節也社長)は5月、新倉庫「ティーライフ名古屋センター」を名古屋市に開設する。自社物流センターを活用した不動産賃貸、3PLを行う「プロパティ事業」に活用する。
 同社は、通販会社ならではのノウハウをいかした3PL提案で成長を続けている。静岡県内の既存2倉庫がほぼ満床状態のため、今回の新規倉庫を事業拡大の新たな収益の柱と位置づける。
 4月にしゅん工する日本GLPの物流施設「GLP名古屋守山」を賃借する。所在地は名古屋市守山区中志段味下定納80。鉄骨造・耐震構造の4階建て、賃借部分は、延べ床面積は倉庫が約1万9183平方メートル、事務所が約1106平方メートル、荷受事務所が約35平方メートル。
 東名高速道路の守山スマートIC(インターチェンジ)から約2・4キロメートルで、広域配送のほか名古屋市内へのエリア配送の拠点にも適した立地。周辺地域は労働人口が豊富で、雇用確保の優位性も見込む。
 同施設は働く環境の快適性向上を図る設計が特徴で、庫内には大型シーリングファンを設置。感染症予防対策として自動ドアや非接触型のエレベーターを備える。また、自動化・省人化に向けた十分な電力容量を用意。さらに、BCP(事業継続計画)対策として非常用発電機容量も増強し、屋上には太陽光パネルを設置する。