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22/03/15

セイノースーパーエクス、滋賀に八日市営業所を開設

 セイノースーパエクスプレス(本社・東京、増田敦社長)は7日、滋賀県東近江市に「八日市営業所」を開所した。滋賀県南東部の拠点・機能を統合し、ワンストップ体制の強化とネットワークの拡充を図る。
 所在地は東近江市中小路町430。名神高速道路八日市インターチェンジから300メートルの立地。敷地面積5648平方メートル。鉄骨造2階建てで、延べ床面積は2341平方メートル。五箇荘航空営業所と竜王営業所を移転統合。滋賀引越センターも入居した。航空便の代行輸送を行うエクスプレス便のハブセンターとして機能する。

24年問題やCNに対応

 航空ネットワークの混乱によって、エクスプレス便の需要は高まっている。同社は、拠点の更新や再配置を行い、品質向上に努めている。ハブセンターを増強することで、さらに安定した輸送品質の提供が可能に。2024年の労働時間規制の対応やカーボンニュートラル(炭素中立)にもつながる。
 藤松正樹常務は、「航空・特積み・ロジスティクス・国際・引っ越し・通運・区域の7つの輸送部門が一体となるワンストップ体制を強化し、顧客の課題解決につなげたい」とする。

ハブとして活用し労働環境改善などに貢献する