• 物流企業

22/03/11

福通、山陽自動車道「宮島SA」での中継輸送実証実験に参加

宮島SAでカギの受け渡しをするドライバーの様子

 福山通運(本社・広島県福山市、小丸成洋社長)は2月28日~3月11日、広島県廿日市市の「宮島サービスエリア(SA)をハブにした中継輸送実証実験を実施した。より安全で効率的な輸送形態の構築を目指す。
 関西~九州間の長距離輸送で、中間地点に位置する山陽自動車道の宮島SAを使った乗り換えで運行を実施。通常、関西~九州間を往復するドライバーの拘束時間は約15時間だが、中継輸送を行うことで約7~8時間に半減。日帰り運行が可能となり、労働時間の短縮につながる。
 実証実験は、国土交通省と西日本高速道路が西日本初の試みとして行ったもの。福通は実験が、ドライバーの労働環境改善や、働き方改革の一助となることを期待して参加した。