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22/03/11

三菱ふそう、新仕様「eキャンター」をキューソーとトナミに納車

トナミ運輸に納車された「eCanter」

キューソー流通システムに納車された「eCanter」

 三菱ふそうトラック・バス(本社・川崎市、カール・デッペンCEO)は、電気小型トラック「eキャンター」の架装仕様を拡大している。顧客のニーズに合わせた架装仕様を提案し、作業員の負担軽減と作業時間の短縮に貢献する。
 3月10日、庫内乾燥機能付冷凍冷蔵車2台をキユーソー流通システムグループのキユーソーティスに納車した。庫内を前後2室に仕切った仕様で、冷凍帯のマイナス30℃から冷蔵帯、常温帯、加温帯のプラス30℃まで幅広い温度帯に設定可能。食品や医薬品などさまざまな貨物に対応できる。
 庫内乾燥装置により、結露水のふき取り作業や乾燥待ち時間が不要。結露水による雑菌の繁殖を抑え、庫内を清潔に保つ。今後、キユーソーの東京SLC(東京都府中市)を起点とした配送業務に使用される。
 また3月3日、サイドオープン仕様のコンテナ車2台をトナミ運輸に納車した。ウィングボディよりも側面パネルの開放時の高さが低く、軒や天井が低い建屋への集配送に適している。側面パネルは地面と平行に近い角度で開くため、日差しや雨よけの役割も果たす。今後は、富山市内での配送に使用される。