• 統計・データ

22/03/09

21年の事業用トラック死亡事故、4年連続で減少

 警察庁によると、2021年の事業用トラックの交通死亡事故は前年比7件減の200件だった=グラフ。18年から4年連続の減少となった。
 軽貨物を除く事業用貨物自動車が第一当事者となった交通死亡事故のうち、車種別の年間累計は、大型が前年比11件減の110件、中型が同1件増の51件、準中型が同横ばいの31件、普通は同3件増の8件だった。
 単月ベースでは、3、4、5、7、8、9、10、11月の事故件数が前年より増加した。一方、12月は前年同月比12件減の16件で、大型が同9件減の9件、中型が同3件減の3件といずれも半減。準中型は3件、普通は1件で、それぞれ同横ばいだった。また、事業用軽貨物の年間件数は、前年比1件増の21件だった。
 一方、軽貨物を除く自家用貨物車が第一当事者となった死亡事故は前年比8件減の206件で、3年連続で減少した。また、バス・マイクロ、タクシーを含めた事業用自動車が第一当事者となった死亡事故は同12件減の241件。バス・マイクロは同1件減の9件だった。タクシーなどの普通乗用はコロナ禍が始まった20年以来低水準で、20年が前年度比31件減の16件、21年も同5件減の11件だった。