ナスタ、渋谷区で高経年マンションへの宅配ボックス設置の実証実験開始

　郵便受け・宅配ボックス設置事業を行うナスタ（本社・東京、笹川順平社長）は2022年３月、東京都渋谷区で建築から日が立ったマンションへの宅配ボックスと大型郵便対応ポストを設置する実証実験を開始した。再配達の負担を軽減し、良好な住環境整備の促進を目指す。

　渋谷区と協働で行う。適正な管理と良好な住環境整備の促進を目的に、ＥＣ（電子商取引）の急激な需要拡大によってマンションの必須設備となった宅配ボックスや大型郵便対応ポストの設置を支援する。入居者の利便性・満足度の向上やエントランスの美観改善など、高経年マンションに対する社会問題の解決に取り組む。
　実証実験の期間は３月から７月末まで。８月にアンケートを実施し、結果を集計して効果検証を行う。