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22/03/04

トナミ運輸、EVトラックを導入

 トナミ運輸(本社・富山県高岡市、綿貫勝介社長)は3月4日、富山支店にEV(電気自働車)トラックを導入し運行を開始する。脱炭素社会実現に向けた取り組みと、ESG(環境・社会・ガバナンス)経営の取り組みを推進する。
 導入したのは、三菱ふそうトラック・バス製の3トントラック2台。EVトラックとしては全国初のサイドオープン車仕様。充電時間は普通充電で約11時間。航続距離は燃費の試験モードで100キロメートル。衝突被害軽減ブレーキや車両安定性制御装置、車線逸脱警報装置も備える。富山市内エリアで日中集配業務での利用を想定。
 同社は今後、二酸化炭素(CO2)や汚染物質を排出しないゼロ・エミッション輸送を目指し、今回の導入による実地検証を踏まえて全国展開に向けた導入を検討する。