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22/03/02

三菱ふそう、中東・ペルシャ湾岸で新型「ファイター」発売

 三菱ふそうトラック・バス(本社・川崎市、カール・デッペンCEO)はこのほど、中型トラック「ファイター」の新型モデルを中東・ペルシャ湾岸地域で発売した。燃費性能と環境性能に優れたトラックを提供し、持続可能な経済に向けたGCC諸国の産業政策の転換を後押しする。
 ファイターは車両総重量10・4.トン~17・1トンのバリエーションで、 流通から建設業まで多様なビジネスをサポートする。頑丈なシャーシ、アジリティと耐久性を兼ね備えた6気筒エンジンなどが特長。
 新型モデルはエンジンの最適化で燃費を向上。現行モデルと比較して温室効果ガス排出量は60%削減、PM(粒子状物質)排出量は80%低減した。
 GCC(湾岸協力会議)市場向けに、欧州排出ガス規制「ユーロ5」に準拠した小型・中型トラックの商品ラインアップを強化する。ユーロ5適合のファイターはすでにカタールで発売中。今後、サウジアラビア、クウェート、オマーン、バーレーンでも順次発売する。

 

カタールで公開された中型トラック「ファイター」