トナミＨＤ、東北の輸送力強化へサンライズトランスポートを子会社化

　トナミホールディングス（本社・富山県高岡市、綿貫勝介社長）は３月１日、東北に基盤を持つ運送会社サンライズトランスポートの全株式を取得し連結子会社化した。同社の配車力を取り込み、これまで拠点が少なかった東北エリアの輸送力を強化する。
　サンライズは岩手県一関市に本社を持つ。資本金2200万円。工夫を凝らした配車力を強みに、東北で物流サービスを展開している。直前事業年度の売上高は約14億6000万円。
　トナミグループは2023年度までの中期経営計画で、事業の継続的成長に向けた業務資本提携やＭ＆Ａ（企業の合併・買収）の積極的な展開を目指している。今回のサンライズの連結子会社化で、グループインフラの利活用、経営資源の連携、情報システムの共有などの協業化を進め、生産性の拡大を図る。