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22/03/01

プロロジス、23年2月大田区にオフィスと物流を一体化させた施設開設

 

「プロロジスパークアーバン東京大田1」の完成予想図

 

 プロロジス(本社・東京都、山田御酒社長)は2023年2月、「プロロジスパークアーバン東京大田1」を東京都大田区に新設する。物流施設とオフィスやショールームなどを一体で運用できる仕様で、業務の垣根を超えたビジネス拠点を提供する。
 所在地は、大田区北糀谷1ノ12。首都高速の羽田出入口インターチェンジ(IC)から約9分の立地。敷地面積は約2000平方メートル。鉄骨造4階建てで、延べ床面積は約5000平方メートル。最小区画約330平方メートルからの利用が可能。全フロア、オフィスビルと物流施設の機能を合わせ持つ設計。長尺物の保管、医療機器や業務用印刷機など重量物のショールーム兼配送拠点、音響・映像スタジオ、ダークストアなどの用途に対応可能。
 1階の倉庫は840平方メートル。低床バースを備える。立地を生かしEC(電子商取引)のフルフィルメントサービスやラストワンマイル配送に合わせた設計。また、上階の共用荷さばき場も設ける。
 2階倉庫は1200平方メートル。オフィスと倉庫の耐荷重を1平方メートル当たり1・5トンにそろえ、一体での運用が可能。水回りの設置も可能な設定で、セントラルキッチンやショールームなどと一体での運用可能な環境を提供する。
 3階は1000平方メートル、4階は640平方メートルの倉庫スペースを持つ。床荷重はいずれも1平方メートル当たり1トン。2階同様、水回りの設置が可能となっている。