- 物流企業
22/02/22
NX総研、「ろじたん」に分析支援サービスを追加
NX総合研究所(=旧・日通総合研究所、本社・東京、広島秀敏社長)は3月1日、倉庫内の作業時間を簡単にデータ化・分析できる「ろじたん」に、新サービス「Tableau」を追加する。様々な角度から手軽に高度な分析を行えるようにし、物流倉庫の業務効率化を目指す。
ろじたんの運営スタッフが、スタッフ別の労働時間や施設や日付、スタッフ、時間帯、作業ごとなどさまざまなデータを定型ワークブックにまとめて提供。ユーザーが無償のTableau Readerをインストールすると、定期的にろじたんの計測データを取り込んだワークブックファイルが閲覧可能になる。
操作は直感的に行える仕様。表示されたグラフの気になる箇所にポイントを置くと詳細が数値で表示されたり、項目を指定するとハイライトで表示されるなど求める情報をすぐに得ることができる。また、日付や施設など、チェックのオンオフのみで表示が切替えられる。
従来は、エクセルを使った分析の表示機能や、WMS(倉庫管理システム)と連携しKPI(重要業績指標)をビジュアル化した「物流ダッシュボード機能」などさまざまな指標をまとめた分析機能を実装していた。新機能では、より細かいデータ単位での分析が可能になる。
実装されるワークブックファイルは、大手食品メーカーの物流部門と2カ月のトライアルを実施。現場の意見を吸い上げ「現場で活用できる定型図表」を整備したもの。