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22/02/21

安田倉庫、医療機器滅菌包装の加速劣化試験でISO/IEC認定取得

加速劣化試験に用いる恒温器試験設備

 安田倉庫(本社・東京、藤井信行社長)の子会社日本ビジネスロジスティクス(同・横浜市、小野寺智)は1月18日、神奈川県藤沢市の事業所で試験所・校正機関の国際規格ISO/IEC17025:2017認定を取得した。強みのメディカル物流サービスを拡充し、顧客の課題解決に貢献する。
 藤沢北事業所が医療機器滅菌包装での加速劣化試験で取得した。取得により、医療機器を滅菌包装する時の、保管有効期間の決定根拠として、国際的に信頼できる試験結果を提示できるようになる。
 医療機器滅菌包装は同社の包装試験サービスの一つ。ASTMインターナショナルが定める医療機器滅菌包装の加速劣化試験の標準ガイドに基づいて試験を行っている。
 加速劣化試験に加えて輸送試験や完全性試験のワンストップでの依頼で、医療機器の開発リードタイム短縮が実現し、顧客の国内外市場への早期参入に貢献する。今後もメディカル物流サービスの拡充を通じ、医療機器業界の課題解決に向けて取り組む。